とまぁ、いろいろ心配を抱えていざクルーズへ。
ガルベストン港から出ます。4時出港ですが、チェックインは12時半から2時半の間。早めに行ってもご飯も船で食べられるというので、じゃぁ昼ご飯は船で食べますか。
いろいろ調べて、ターミナルの目の前の駐車場に止めることに。Park N Cruiseという、屋根付きのクローズ(ちゃんと壁もある)駐車場です。ガルベストン港の周りや、勿論中にも駐車場はありますが、レビューを見ると、ここが一番便利。で、安い。ガルベストン港内に止めるよりもいい。
で、1時半に到着。
ターミナルに横付けして荷物を下ろします。
前日までに、FunPassでチェックインを済ませると、ボーディングパスや旅程表、荷物タグがプリントアウトできます。
その部屋番号付き荷物タグに名前を記入した荷物(飛行機と同じで各50ポンド2個まで)を降ろすと、すかさずポーターがやってきて荷物を預かってくれます。荷物はそのままセキュリティチェックをうけて部屋まで運ばれます。
オットは、車を目の前の駐車場に止めに行き、10分くらいで戻ってきました。
荷物も預けて身軽になった我々はさっさとチェックインしようー。
と思うと大行列。うひゃぁー。
まぁ、3000人くらいゲストがいるというので、飛行機どころのさわぎじゃないですな。カウンターもフル回転。結局1時間くらいかかり、乗る前にぱちりと記念撮影をさせられる。
あ、心配していたチェックインですが、拍子抜けするくらいあっさりと。パスポートのVisaを確認したくらいでした。なーんだよー。
気づくと、結構コーラやらビールやらの大きな箱を担いでいる人を見かける。一人あたり(大きさは関係ないらしい)12本のソーダを持ち込むことができるらしい。クルーズに乗るならソーダ代くらいケチるなよ、とも思うのだけど。←あとで、うちもやれば良かったなぁ、とは思いました、はい。
いよいよ乗船!
乗り口は7階から。船は11階建てプラス展望です。
乗り込むと、いきなり7階から最上階まで吹き抜けのアトリウム。写真は昼間取ったモノですが、夜になるとまた違った雰囲気で素敵。ゲストサービスやらピアノバーやらある、一番の中心部です。絵画が飾ってある廊下もあります。
今回の我々の部屋もこの階の前方。
寝るだけだとは思いながらも、ちょっと奮発して窓側の部屋にしました。バルコニー付きは、お財布と相談した結果、それはちょっと・・・だというので、今回はパス。いつかはバルコニー付きがいいなぁ。
お部屋は写真を撮っていないのですが、2部屋とり、詩子はばあばと同じ部屋。詩子の部屋は、3人まで泊まれる部屋で、壁にもベッドが収納されています。
トイレとシャワーがついていますが、冷蔵庫やドライヤーはありません。氷は毎日新しいのを入れてくれるし、24時間バーやらは開いているので、冷蔵庫は別にいらないかな。ウチは、祐莉子の赤ちゃんジュースがあるので、あるに超したことはなかったけれど。
前もって頼んでいたにもかかわらず、当たり前のようにベビーベッドが入っていなかったので、頼んですぐに持ってきてもらうことに。
そうしているウチに、3時半になると、必ず全員参加しなければならないというオリエンテーションが始まりました。国際法で全旅客の参加が決められているらしいのですが、要は、救命具の付け方と、緊急時の救命小型ボート(ったって150人も乗れる)のあるデッキまでの移動の確認です。
客室の場所ごとに、マスターステーションという集合場所が決まっているのですが、我々のは夜になるとショーをやる劇場。そこで、救命具の付け方のデモンストレーションを見た後、救命ボートのあるデッキへと移動。乗客全員がデッキに上がったことが確認されると、ぼぉぉぉぉぉ~と、いよいよ出航です!!
が、実は、出航したことにしばらく気づかず。あまりに静かなのにびっくり。対岸の景色が動き出して初めて、うぉぉー、動いてるぜー!
そのまま、1日目は船の探検をすることにしました。
最上部には、パターゴルフ場があったり、ジョギング・トラックがあったり、スポーツのフロアになっています。そういえば、卓球台もある。
プールは、このカーニバルラインのウリらしく、大きな滑り台が3つも。ジャクジーもあって、美容院やエステサロンもあります。
レストランも大きなフルサービスのが2カ所と、24時間何かしら提供しているバッフェのカフェテリア、プールサイドのカフェテリア、バーは至る所にあり、カフェもあるし、カジノや寿司バーまであります。勿論、ショップもいろいろ。デューティーフリーなので、ジュエリーやら時計を置いている高級志向の店もあり、水着や日焼け止めやお土産を売っている店、キャンディショップなどなど。まさしく動く巨大ホテルです。
細かいところは、また追々と。
レストランは、前もって、Early Dining か Late Dining かを申し込みます。あとは、自分の好きな時間にレストランに行くYour Time ってのもあります。我々は早い時間を申し込んだのですが、申し込みが遅かったのか(先着順)Lateに回されてしまっていました。また、ウチのように2部屋申し込んだ場合には、前もって同じテーブルを用意してくれるように申し込
んでおかないと、別のテーブルにされてしまう恐れもあり、一度決まったらテーブルは動かしてはもらえませんので要注意です。
フルサービスのレストランで食事を取る必要は必ずしもなく、自分の都合で簡単にカフェテリアなどで済ませることもできます。
それぞれ数種類から選べる前菜とメインディッシュ、デザートで内容も日替わりですが、量は軽め。クルーズ中はあっちこっちでついつまんでしまうので、このくらいの量でオッケー。
あ、そうそう。クルーズ、オールインクルーシブなのです。つまり、いちいち食べ物にお金を払う必要がなく、食べ物はぜーんぶ料金に込み。なので、値段が高いかなと思っても、食費を考えると、意外とリーズナブル。ただし、アルコールや、缶入りソーダは別料金。
これもソーダプログラムというのがあって、一日6ドルで、クルーズ2日までに買うことができます。ただ、よくよく考えると、普通に買うと1缶2ドルで3缶飲まないと元が取れないし、我々はそんなにコーラとか飲まない。アイスティーとかはもともと無料だし、お酒は別料金だし、これは必要なかった。オットと私だけ買ってしまったので、一日2回は頑張って飲んだけど。
ついでに言うと、ルームキーはカードタイプなのですが、これですべてを管理しています。寄港地の船の乗り降りもこれで管理しているし、船内でのすべてのお買い物もこのカードで済ませます。あらかじめ、クレジットカードや銀行の口座を伝えておいて、そこから引き落としてもらうスタイル。船内では現金は全く要りません。チップだって、部屋の枕元に置くチップも、レストランのウェイターに払うのも、併せて一日10ドルで計算されています。ソーダのプログラムは、このカードにシールをぺたっと貼ってくれます。
子供を預けるプログラムも、子供用のカードを使います。祐莉子だって持っています。
あぁ、長かった。つづく。
船の写真は、メキシコ寄港時のものです。